双曲結び目や双曲3次元多様体の量子不変量と これらの双曲構造から決まる体積との間の関係が Kashaev などによる体積予想で予想されている。 八野正和氏との共同研究で量子 6j-記号にこの体積 予想を適用し双曲四面体の体積の新しい公式を得た。 この公式について解説し,いくつかの例や応用に ついても話す。